伊藤くんの論文が出版されました! 2024.9.25
修士2年の伊藤文さんの論文が出版されました.
狭い閉鎖環境で育つアイフィンガーガエルのオタマジャクシは,フンをしないことで,小さな水場の衛生環境を保っている,という研究.
https://www.nagoya-u.ac.jp/researchinfo/result/2024/09/post-728.html
名古屋大学理学部にて研究グループ立ち上げ 2024.4.1
名古屋大学理学部にて 統合進化生態グループ を立ち上げました!
しばらく立ち上げが大変ですが、楽しいグループにしていきたいと思います。
崎山さん送別会 2024.1.31
当研究室で5年間,アリの実験・研究を手伝っていただいた技術職員の崎山さんが雇用年限に達したためご退職され,送別会でした.状態の良いアリを長期間マーキングして維持していただけたおかげで沢山の仕事に繋がりました.ありがとうございました!!
フィリピン アリ調査 & マレーシア 学会 2023.11.1-15
国立博物館の方々にご協力いただき,フィリピンでトゲオオハリアリの調査をしました.そのあと,マレーシア,コタキナバルにてANeT(アジア国際アリ学会)に参加しました.M1の川本くんがポスター賞を受賞しました!
Emlen D.J. 博士セミナー 2023.7.24
D.J. Emlen博士セミナー 2023.7.24
調査来日中のEmlenさんに都立大に来ていただくことができ,カブトムシの繁殖行動についてお話していただきました.
カブトムシへの愛を感じる情熱的なトークでした!多くの方にもご参加いただき,ありがとうございました.
Naganawa & Okada 2023 accepted!
この3月に修士を卒業した長縄くんの論文がEthologyにアクセプトになりました!
子ガエルは意外にもアリを食べない,というお話で,ヒキガエルは生得的に,ヤマアカガエルはひとくち食べてから学習によって特定のアリ種(オオハリアリ,トビイロケアリ)の捕食を避けるという研究.論文には長縄さん直筆のイラスト満載で見ていて楽しい論文になったと思います.アリを食べたことのない子ガエルをオタマジャクシからたくさん育てました.
Douglas J. Emlen博士 セミナー
2023.7.24, 16:20- 東京都立大 11-204室
Douglas J. Emlen博士がセミナーを行ってくれます。
学外からも,どなたでも参加可能です!
The evolution of extreme weapons: lessons from a rhinoceros beetle
静岡大・都立大合同セミナー
静岡大の後藤研究室と都立大岡田研究室で合同セミナー(第一回カメ・ノコ会議)を行いました(2022.10.11).両研究室の学生全員がオオツノ,クワガタ,カメノコハムシなどの研究を発表してくれました.共同研究の進捗確認や今後の相談もでき大満足でした!
動物学会2022
ものすごく久々に対面開催の学会に出席し,口頭発表をしました.やはり対面で人とあってお話することは,かけがえのない臨場感があり,タイムリーなやりとりが出来たことはモチベーションを高めます.トゲオオハリアリの全コロニー個体トランスクリプトーム(合計135匹!),で脳と脂肪体の遺伝子発現解析+行動解析のデータを発表.ぼちぼちまとめに入らねば!
進化学会2021
進化学会に関連して,8月はたくさんの講演が予定されています.
楽しんでもらえるよう準備がんばります... (7/27)
「性選択形質の発生可塑性とその進化機構に関する研究」
日本進化学会 研究奨励賞受賞
「性的形質の進化とその生態的波及効果」
第23回日本進化学会 シンポジウム企画者
2021年8月19日
「性選択形質の進化と表現型可塑性」
東京都立大学オープンユニバーシティ 高校生のための日本進化学会プレ講座 講師 2021年8月6日
学生も発表します.ぜひお越しください!!
オオツノコクヌストモドキにおける性形質発現の生態生理学
吉峯知歩 藤岡春菜 岡田泰和
オオツノコクヌストモドキの武器形成遺伝子探索:RNAiによるスクリーニング解析
杉山実優 岡田泰和
カエルのアリに対する忌避反応は生得的か学習か?
長縄 健 岡田泰和
論文&プレスリリース発表
岡山大の岡田賢祐さん,東大の香月雅子さんらとの共同研究がNature Communicationsに発表されました.サシガメの捕食圧を7世代に渡りかけ続けると,オオツノのオスの武器サイズ(≒頭部)が小さく進化しました.一方で,性をまたいだ遺伝相関の存在によってメスの頭部が小さく,腹部が大きくなり,進化した集団ではfecundityが増し,集団増殖率では有利に働く,という研究です.性をまたいだ遺伝相関や性的対立が雌雄の形質値を規定し,集団の増殖率まで影響しうることを示した重要な研究です.岡山大プレスリリースhttps://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id839.html
ポスドク募集
都立大の研究支援プロジェクトに採用されました!!
選抜型研究支援プロジェクト
「利他行動・利己的行動のゲノム基盤と父母コンフリクト」
において,バイオインフォマティクス解析の経験があるポスドクを1名公募予定です(2022.4前後に開始).
カースト分化機構について,ドライだけでなく実験生物学や進化生態学についても楽しく一緒に研究できる方を探しています.詳細はポスドク募集中!の欄やJREC-IN(掲載準備中.2021.10月末に掲載予定)を御覧ください.
甲虫の武器サイズを決めるインスリン様ホルモンの論文
武器を持つ甲虫「オオツノコクヌストモドキ」において,5つあるインスリン様ペプチドのうち1つだけが武器である大顎サイズの栄養依存的な発達を司ることを発見し,論文を発表します.
PLOS Biology (2019) 17(11): e3000541. に掲載されます(米東部時間 11/27, PM2)
首都大プレスリリースもご参照ください(取材等の資料は直接お問い合わせください).
TMU進化生態セミナー(11/29,金 16:00- 11号館 102室)
水元惟暁 氏(アリゾナ州立大学)をお迎えして#12 TMU進化生態セミナー(公開)を開催します.お時間のある方はぜひご参加ください.
TMU進化生態セミナー(10/25,金 16:30- 12号館 102室)
産総研の古藤日子さんをお招きして,第10回TMU進化生態セミナーを開催します.奮ってご参加ください.
TMU進化生態セミナー (6/21,金16:30)
2019.6.21 16:30- 東京大学の山道真人さんをお迎えしてTMU進化生態セミナー(学内向けには教室セミナー)を開催します.学外からの参加も歓迎します!
Sexual Selection in Insects
2019.2.1 Sexual Selection in Insects @慶応日吉キャンパス
Mike Siva-Jothy氏を囲んで,様々な性選択の話が聞けて刺激的でした.
Siva-Jothyさんは論文ではよくお見かけしていたものの,お会いしたのは初めて.
なんだかクレイジーケンバンドのKenさんのようなコワモテ”風”だけど気さくな方で,最近の研究について刺激的な講演をしていただきました.上村さん,辻さんはじめ,企画していただいた方に感謝します.
2018年12月 ドイツ,レーゲンスブルグ大学に客員研究員として滞在させてもらいました.自分の対象種以外の面白い特徴や手法を直接見て話せるのは大変刺激になりました.
首都大バイオコンファレンス!
来たる11/16(金)は首都大学東京,理学部生命科学科のバイオコンファレンスです.
学外からの参加も歓迎しますので,首都大の研究や進学に興味がある方はぜひいらしてください!
18.9.22-26 小笠原諸島 父島に行ってきました.
Thibaudさんを囲み,懇親会@鳥貴族です.質問も色々出て面白かったです.
18.9.27
首都大で,進化・生態関連の公開セミナー「TMU進化生態セミナー」を始めます!
記念すべき第1回の講演者はフランス,ソルボンヌ大のThibaud Monnin氏です.
9/27, 18時~
Reproductive allocation in an ant reproducing by colony fission
: experimental and theoretical studies
詳しくは TMU Evolution & Ecology Seminar Series まで.
IUSSI 2018 (Guarujá in São Paulo) symposium held.
5-10 Aug. 2018
Evolutionary Co-option and "Ground Plan" revisited by current physiology and genomics. (organizers: Yasukazu Okada, KenSasaki).
Summary:
Before eusocial evolution, females of solitary ancestor should have carried out reproductive and provisioning tasks by a single female. At the dawn of eusociality, maternal care behavior and reproduction may have been somehow decoupled into different individuals (i.e. castes). A couple of theories were proposed to refer to such evolutionary scenarios of eusociality. West-Eberhard (1987) originally proposed the core idea as ovarian ground Plan hypothesis (OGPH) that points out the evolutionary co-option of ancestral reproductive cycles. One variable of OGPH is reproductive ground plan hypothesis (RGPH, Amdam et al., 2004) that specifically address worker behavioral variability in the same context. The other version called diapause ground plan hypothesis (DGPH, Hunt, 2007) proposed an idea that diapause physiology can explain the origin of caste dichotomy in wasps. Despite the differences in focal traits, all of these theories are based on the decoupling of ancestral behavioral/physiological repertoires into different individuals. Therefore, they provide powerful theoretical frameworks to address evolutionary scenarios of eusociality and physiological makings of castes. Due to the recent advances in sequencing techniques and physiological analyses we can now address above questions in molecular terms. Importantly, current sociogenomic studies can deal with great spectrum of eusocial systems ranging from facultative or primitive phase to advanced phase of eusociality. In this symposium, researchers working on various social systems will give talks on molecular, physiological and theoretical studies of caste differentiation. Then we will try to discuss how recent studies can be interpreted in terms of ground plan hypotheses to address makings of eusocial systems.
2018.4.1
首都大学東京 理学部 生命科学科 動物生態学研究室 に赴任しました!
2017.10.28-29
時間生物学会(京都)
Symposium3 「生物の多様な階層における日周期的相互作用」
10/29 (日) 13:00〜15:00 A 会場(理学部6 号館4 階 401 号室)
Invited Speaker (Talk in English)
S3-4 Diversity of ant circadian activity rhythms mediated by social interactions
アリなどの真社会性の動物は,繁殖に特化した女王と採餌や育児などの繁殖以外の仕事を遂行するワーカーが明瞭かつ高度な分業を行う点が大きな特徴である.社会性昆虫における生存率や繁殖効率は集団(コロニー)レベルでのパフォーマンスを最適化するような選択圧が働くため,個体レベルだけでなく集団レベルでの生産性を増すような様々な行動特性を進化させている.本講演では社会行動の時間生物学的な側面に注目し,アリの分業においてどのような活動リズムの多型が見られるのかを紹介する.
> 一般に,繁殖を担う女王は,羽化直後は交尾を行うため巣外活動を行うが,交尾後はほぼ一生,地中で産卵のみを行うため,“繁殖モード”に入った女王には常時産卵し続けるような選択圧が働くと考えられている.一方,ワーカーは育児や採餌など,担当する仕事の内容に応じてさまざまな時間の使い方をすることで,育児効率や採餌効率を上げ、コロニーの成長を最適化すると考えられる.我々はトゲオオハリアリ(Diacamma sp.)という,順位によって女王役とワーカー役が決定する単型(女王とワーカーの形態差がない)のアリを対象にした研究から,1)女王とワーカーにおける活動リズム多型の発達,2)育児内容によるワーカー概日活動性の可塑的変化,3)巣仲間間での社会的相互作用による活動リズムの制御,を見出した.講演では,これらの活動リズムの変異性がどのような相互作用によって作出され,どのような適応的意義を持つのかについて議論したい.
2017.10.16
Komaba Seminar by Dr. Laurent Keller
16th October, 15PM-17PM, Building 16, Room 107,
University of Tokyo, Komaba Campus I
Sea, Sex, Supergenes and Sociality
Laurent Keller, University of Lausanne
2017.7.24-26
日本進化学会(京都)参加
甲虫推しだったので非常に楽しめました!暑かったです.
2017.7.7-9
新学術領域 「個性」創発脳 領域会議(御殿場)に公募班代表として参加しました.
無脊椎動物が2名だけというアウェイでしたが,自分の講演も他の方の講演も楽しむことができました.御殿場ではトビイロケアリの女王が70匹!採れました.
2017.5.27
山田科学振興財団 研究交歓会に参加しました.
物理・地学からの参加者も大勢いらしており,非常に勉強になりました.研究援助を頂いた財団の方々,当日お世話になりました皆様に感謝します.前日の深夜に妻(息子)のお産が始まり出席があやぶまれましたが,無事にお産も発表もできました.
2017.4.21
千葉生態進化セミナーでお話をさせていただきました.
懇親会も遅くまで楽しみました!ありがとうございました.
第3回 千葉生態進化セミナー
場所:千葉大学 西千葉キャンパス 理学部1号館 セミナー室1(1F)
日時:2017年4月21日(金) 14:30〜
演題:甲虫の武器サイズ変異をもたらす仕組み
動物の角や大顎、美麗な羽といった武器や装飾形質の多くは“
2016.12.13
昆虫の武器サイズ可塑性とエピゲノム制御について論文の解説を書きました.
問い合わせやレスが多くあって非常にありがたいのですが,私の目的は多様性や個性を生み出す進化のしくみを解明することです.遺伝子操作で大きな虫を作ることではありません(笑).大きくても小さくても”ありのまま”が最も機能的で美しいと思っています.
理解をより深めていただけるよう少し詳しめの解説を書いています.まだイマイチ見づらいので随時更新予定...
2016.12.6 PM12:30-13:30
フランス国立自然史博物館(パリ)にてセミナーをさせていただきました.
Les mardis de 12:30 à 13:30 dans l’amphithéâtre Rouelle, situé au rez de chaussée du bâtiment de la Baleine (derrière les wallabies) - Plan d’accès -
6 décembre Yasukazu Okada, Ph.D., Univ. of Tokyo, Japan.
Social dominance alters nutrition-related gene expression immediately : transcriptomic evidence from a monomorphic queenless ant Diacamma
2016. 12.16 PM14
Adam L Cronin博士をお招きし,オープンセミナー
進化生態こまば教室を開催します.お気軽にお越しください.
日 時:12月16日(金) 14:00〜15:00 (16th Dec. 2016 start 2:00 pm)
場 所:東京大学 総合文化研究科15号館409室 (Building 15, Room 409, University of Tokyo, Komaba Campus)
言 語:英語 (English)
講演者:Adam L Cronin, Tokyo Metropolitan University
Ant democracy: The 'wisdom of the crowds effect' in collective decision makingアリのコロニー意思決定における“集団の知恵”の効果
2016.11.16
Evolution of Animal ornamentation (ICZ2016 Okinawa)
It was a fantastic symposium! I thank speakers and audience very much!!
2016.11.7
国際動物学会にてシンポジウム
Evolution of Animal Ornamentation
を開催します!
当日は19:30から懇親会を行います.
参加希望の方はご連絡ください.
okayasukazu(mark)gmail.com
2012.12.12-28までアリの共同研究・実験でOISTに滞在しています.
2013.1.28-2.5までOISTで実験です.
(Alexander Mikheyev Unit)
2013.2.18
三浦恭子さん (慶応義塾大学 医学部 ハダカデバネズミ研究ユニット グループリーダー)のオープンセミナーを開催.
日時:2013年 2月18日(月)16時
場所:東京大学 駒場キャンパス 総合文化研究科(教養学部)
15号館 409室
タイトル:
ハダカデバネズミ
〜老化耐性・がん化耐性・社会性制御機構解析のための新しいモデル動物〜
講演後,英香にて懇親会.12人の方にご出席いただきました.
講演・懇親会には大勢の方にご出席いただきありがとうございました.
2013.9.24 駒場サイエンス倶楽部
駒場サイエンス倶楽部で講演します.
”迅速な適応:寄生蜂の学習行動と甲虫の武器サイズ可塑性”
嶋田正和・岡田泰和
(2013年9月24日(火) 18:10-19:10)
東大駒場キャンパス 16号館119/129室